ファイナンセンス プロジェクト

新スイーツブランド「N」ファンド

北海道の最高の素材を活かすパティシエの世界への挑戦

ファンド概要

営業者名:
株式会社Flandars
代表者:
村上友一
所在地:
北海道・中標津町
デザイン対象:
新スイーツブランド
(ネーミング、商品・パッケージデザイン等)
資金使途:
新スイーツブランドの開発・原材料費等
投資家特典:
新ブランドの新商品(チーズケーキ、ロールケーキ)を発売前に送付。
ファイナンセンスミーティングへのご参加。


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ファンド営業者インタビュー


——まず最初に村上代表の創業の経緯を教えてください。

村上: 実家も洋菓子店を経営していて、自然と自分もパティシエを目指していました。釧路の高校を卒業後、大阪の洋菓子専門学校に通い、卒業後はフランスの洋菓子店で修行をしたのち、釧路に戻り25歳の時に独立し1号店「フランダース中標津」を開店しました。

——なぜ、釧路で開業を決意したのでしょうか。

村上: 中標津や釧路は道東地域と呼ばれ、酪農が非常に盛んな地域です。とても品質の高い牛乳や生クリーム、チーズの素材があり、この地元の素材を使って洋菓子にして発信して勝負したいと考えました。

——現在の事業の状況を教えてください。

村上: 1号店開店後、チーズケーキやロールケーキなどが地元で評判となり、生協の店舗の中や釧路でも出店してほしいという要望を頂き、現在は3店舗の直営店を運営しています。売上の70%は地元の店舗での売上が中心ですが、残りは日本全国や、海外への販売を行っています。


——評判となっている秘訣は何でしょうか。

村上:やはり原料となる乳製品の品質の力は大きいと思います。当社は、同じ中標津町の山本牧場の牛乳を使用しています。山本牧場の輸入穀物飼料を一切使わずに有機栽培の牧草と放牧で育てた牛乳は不自然な脂肪臭さがなく、こくがあるのにすっきりと、草の香りさえ感じられる自然な風味です。当社ではこの牛乳の魅力を最大限生かすお菓子作りを行っています。

またこの地域のお客様は乳製品については美味しいのが当たり前で舌が肥えていると思います。そのお客様に喜んでもらえるようお菓子作りの技術は磨いてきたつもりです。

——今回、ファイナンセンスを利用しようと考えた理由を教えてください。

村上:新しい挑戦をするためです。当社としては、この酪農地域の素晴らしい乳製品を洋菓子として、もっと全国や海外に届けていきたいと考えていました。当社は現在約70%が地元の売上ですが、今後は全国や海外の比率を上げていきたいと思っていました。

そのためには、まずは手にとってもらい、食べたいと思ってもらえるストーリーやビジュアルの新商品が必要だと考えて模索していたところ、今回のお話を釧路市役所から伺い、ぜひ、活用してみたいと考えました。

また、個人からの投資を受けるということは、損してしまうリスクを負って、期待していただいて出して頂けるお金ですよね。これは通常の金融機関からの借入と資金の性質が大きく異なり、私としては逆に大きなプレッシャーです。

しかし、地域で事業を行っているなかでこうしたプレッシャーや見られながら経営する機会はなかなかありません。今回はこうした投資家の方々からの前向きなプレッシャーを受け、見守られながら、いい商品を作り上げたいと思い、ファンドの活用にも興味を持ちました。

——今回、ファンドで集めるお金は何に使われて、投資家の方にはどのようにお返しを行うのでしょうか。

村上:はい、今回はnendoさんと協議を重ねて、新しいスイーツブランドとそのブランドでの3つの商品を販売する予定です。(ページ下部参照)
そして、ファンドではそのために必要な開発費用や原材料費用などに使わせて頂きます。そして、この新商品を含めた当社の2年間分の売上の一部を投資家の方に分配致します。

——分配金以外の投資家の方が楽しめることとしてはどのようなことがありますでしょうか。

村上:投資家特典として、2016年秋ごろの発売を予定している新商品を発売開始前に投資家の方には商品をお送りしてまっさきに味わって頂く予定です。
また、セキュリテのWEBサイトを通じて、開発や販売状況などについては投資家の方々へ情報発信をしていきたいと思っています。

ファイナンセンスを利用する当社を含めた事業者や投資家の方が一同に介して、nendoさんやミュージックセキュリティーズさんも一緒にみなさんのお金がどのように使われ、nendoさんがデザインした商品がどういう状況では販売されているかについて報告し、みなさんで交流するミーティングが開催される予定です。このようなリアルな場でもお会いして交流できればと思っています。

nendoコメント

北海道の釧路市を拠点に洋菓子の製造販売を行う、株式会社フランダースのための新規ブランド及び商品デザイン計画。北海道産の素材を活かしたスイーツを得意とすることから、「北」を意味する「N」をそのままブランド名にし、そこに方位を示す三角形を添えただけのシンプルなロゴとしました。

「neyuki」
第一弾は、チーズケーキ。
箱を開けると北海道をイメージした雪景色が広がり、木を抜き取ることで雪の中からチーズケーキが現れます。「雪」は粉砂糖でできており、「木」はそのままようじ代わりになります。これは、野菜や果物を雪の中に保存しておくことで、生体防衛本能によって自らの糖度が増す効果がある、という北国ならではの伝統的な手法から着想を得た表現となりました。





「yukimaru」
第二弾は、酪農地帯ならではのフレッシュな牛乳や卵を使ったロールケーキ。
ロールケーキは転がすようにして巻いて作ることから、同じく雪に転がして作る「雪だるま」をモチーフにしました。北海道産の卵白を使用することで生地は白く仕上がり、外側の一層目は生クリーム、二層目にはチーズクリームを使うことで、いずれも白い雪をイメージしながらも、二種類の味のクリームを合わせながら食べる楽しみが生まれました。風味を保つために冷凍発送されますが、食べる直前に解凍すると次第に胴体部分のチーズクリームが柔らかくなることで、まるで雪だるまが溶けていくように、ロールケーキも徐々に形を変化させていくことも特徴のひとつとなりました。




「yukidama」
第三弾は、一口サイズのチョコレートケーキ。
外側はホワイトチョコレート、中からとろけ出るのは北海道産生クリームで、雪玉をイメージしています。白い生チョコで甘さを控えた生クリームを包み、口当たり良く仕上げました。
風味を保つために冷凍発送されますが、食べる温度帯によって、食感や風味が変化するのも特徴。ゆっくりと一粒ずつ雪が溶けていくように、柔らかな変化を楽しめるチョコレートケーキに仕上がりました。



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最大募集金額3,500,000円

終了
出資者数 139